イデソン代表の誉田直美(ほんだなおみ)です

株式会社イデソンとは

こんにちは、イデソン代表の誉田直美(ほんだなおみ)です。

イデソンは、ソフトウェア開発の品質・生産性向上に悩む企業や技術者の皆様に、セミナー・講演・コンサルティングなどのサービスを提供する会社です。

誉田直美とソフトウェア品質のかかわり

ブログ開始にあたり、まずは私自身の経歴紹介から始めたいと思います。

品質保証部門への配属

私とソフトウェア品質のかかわりは、大学卒業後、大手電機メーカーへ就職したときから始まります。当時は、コンピュータと言えばメインフレームコンピュータのことで、まだPCもインターネットも登場していませんでした。私が配属になったのは、メインフレームコンピュータのOSを開発する部隊の品質保証部でした。配属先を告げられて、え?品質保証部って何するところ?と思いました。

ソフトウェア品質会計の構築

 配属された頃は、ソフトウェア開発方法さえ手探りの段階で、マネジメント方法もないような時代でした。でもそれが幸いし、私はウォーターフォールモデル開発の品質保証方法の構築に、ほぼ最初から関わることができました。それが、「ソフトウェア品質会計」と呼ぶ品質管理手法です。そして、品質保証部の業務は、開発部門が開発したソフトウェアのバグ出しのお手伝いから、プロセス品質とプロダクト品質の両面よりソフトウェア品質を評価して保証する立場へと変わっていきました。私自身は、この時代に、ソフトウェア開発の計測とデータ分析、オフショア開発、CMMIレベル5、組織的改善といったキーワードの仕事を経験しました。デスマーチプロジェクトもありましたし、海外多拠点の開発で苦労したこともありました。

ソフトウェア開発データ白書、アジャイル開発、AI(人工知能)の品質保証へ

 その後は全社を統括するソフトウェアエンジニアリング部門へ移り、全社的にソフトウェア開発プロジェクトのデータを収集分析して改善に結び付けるデータ白書活動や、アジャイル開発やAI(人工知能)システム開発のガイドライン化を手がけました。アジャイル開発やAIシステムは、私自身が開発チームを持って開発してきましたし、もちろん品質保証の役割で出荷判定をした経験も多数あります。

 このブログでは、ソフトウェア開発の品質・生産性に関わる様々な話題をご紹介していきます。楽しんでいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。