V&V (Verification & Validation:検証と妥当性確認)は、品質保証の肝となる考え方です。検証(Verification)は、入力から出力が正しく変換されているかを確認することです。妥当性確認(Validation)は、出力がもともとの要求と合致しているかを確認することです。
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反復型開発プロセス・アジャイル開発・プロトタイピングの違いとは
プロセスモデルのなかでも互いに似ているように見える、反復型開発プロセス・アジャイル開発・プロトタイピングの違いを説明します。繰り返し開発という意味で、反復型開発プロセスとアジャイル開発は一見、似ているように見えますが、全く異なるパラダイムのプロセスモデルです。
お勧めのレビュー方法のご紹介
今回は、お勧めのレビュー方法を具体的に解説します。ご紹介するのは、レビューの方法で解説した「チームレビュー」と、レビューのリーディング方法で解説したPBR(パースペクティブ・ベースド・リーディング)を組み合わせた方法です。ソフトウェアの特性に拘わらず適用できます。ぜひ試してみてください。
レビューのリーディング方法
レビュー対象物を読む技術は、リーディング(Reading)技法と呼ばれます。主なリーディング技法には、PBR(パースペクティブ・ベースド・リーディング)、DBR(ディフェクト・ベースド・リーディング)、CBR(チェックリスト・ベースド・リーディング)、UBR(ユースケース・ベースド・リーディング)があります。
レビューの方法
レビューは、ソフトウェア開発において品質を向上するための重要な技術です。レビューの方法にはさまざまなものがあります。もっとも公式な方法がインスペクションです。ピアレビューは、同僚と気軽に行うレビューの総称です。近年注目されている方法には、ペアプログラミングとモダンコードレビューがあります。
なぜなぜ分析のコツ
なぜなぜ分析は難しいです。うまくなぜなぜ分析するには、高度なスキルが必要です。バグのなぜなぜ分析のコツは、1.事実の重視 2.問題には複数の原因があることを念頭に置く 3.真の原因にたどりついたかどうかは、納得できる具体的な対策を立案できる原因かどうかで判断する です。
アジャイル開発とウォーターフォールモデル開発
アジャイル開発とウォーターフォールモデル開発の違いは何でしょうか。ソフトウェア工学の視点から見ると、ウォーターフォールモデル開発が大きな時間軸の中で、秩序立てて開発を進めるのに対して、アジャイル開発は、分析からテストを一度に短期間で「ブレンド」して実施します。
ソフトウェア品質管理の決定版とは
ソフトウェア品質会計は、ウォーターフォールモデル開発の品質管理の決定版です。品質会計のメリットは、①計画から出荷まで一気通貫の品質管理が可能、②バグ数を目標管理して品質分析することにより、品質状況を説明可能 ③レビュー重視により早期品質確保が可能 です。
ウォーターフォールモデル、V字モデル、W字モデルとは
ウォーターフォールモデルは、要求定義から順番に工程を実施するソフトウェア開発方法のことです。V字モデルは、ウォーターフォールモデルを実装工程で折り曲げて、テストレベルを示したモデルです。W字モデルは、V字モデルの左側の開発工程と、対応するテスト工程の作業を並行して実施することを表したモデルです。
ソフトウェア品質管理とは
ソフトウェア品質管理とは、「要求を満たすソフトウェア製品・サービスを提供するために、組織を指揮し、管理すること」です。ソフトウェア品質管理のポイントは、プロセス品質とプロダクト品質の両面から評価することです。これは要因系と結果系とも呼ばれます。