レビューは、ソフトウェア開発において品質を向上するための重要な技術です。レビューの方法にはさまざまなものがあります。もっとも公式な方法がインスペクションです。ピアレビューは、同僚と気軽に行うレビューの総称です。近年注目されている方法には、ペアプログラミングとモダンコードレビューがあります。
年: 2020年
なぜなぜ分析のコツ
なぜなぜ分析は難しいです。うまくなぜなぜ分析するには、高度なスキルが必要です。バグのなぜなぜ分析のコツは、1.事実の重視 2.問題には複数の原因があることを念頭に置く 3.真の原因にたどりついたかどうかは、納得できる具体的な対策を立案できる原因かどうかで判断する です。
アジャイル開発とウォーターフォールモデル開発
アジャイル開発とウォーターフォールモデル開発の違いは何でしょうか。ソフトウェア工学の視点から見ると、ウォーターフォールモデル開発が大きな時間軸の中で、秩序立てて開発を進めるのに対して、アジャイル開発は、分析からテストを一度に短期間で「ブレンド」して実施します。
ソフトウェア品質管理の決定版とは
ソフトウェア品質会計は、ウォーターフォールモデル開発の品質管理の決定版です。品質会計のメリットは、①計画から出荷まで一気通貫の品質管理が可能、②バグ数を目標管理して品質分析することにより、品質状況を説明可能 ③レビュー重視により早期品質確保が可能 です。
ウォーターフォールモデル、V字モデル、W字モデルとは
ウォーターフォールモデルは、要求定義から順番に工程を実施するソフトウェア開発方法のことです。V字モデルは、ウォーターフォールモデルを実装工程で折り曲げて、テストレベルを示したモデルです。W字モデルは、V字モデルの左側の開発工程と、対応するテスト工程の作業を並行して実施することを表したモデルです。
ソフトウェア品質管理とは
ソフトウェア品質管理とは、「要求を満たすソフトウェア製品・サービスを提供するために、組織を指揮し、管理すること」です。ソフトウェア品質管理のポイントは、プロセス品質とプロダクト品質の両面から評価することです。これは要因系と結果系とも呼ばれます。
ソフトウェア品質とは
ソフトウェア品質の最も有名な定義は、ISO/IEC25000(通称SQuaRE(スクェアと読む))による「明示された状況下で使用するとき、明示的ニーズまたは暗黙のニーズを満たすためのソフトウェア製品の能力」という定義でしょう。
データは計測したら使う
今回は「データは集めているけれど、データの精度が悪くて使えないんだよね」という悩みにお答えしたいと思います。私の回答は「データの精度が悪くても分析に使う、とにかく使う」です。
データ収集を成功させるコツ
ソフトウェア開発をうまく進めるのに欠かせないことの一つが、データ収集です。データで語る、測ることができないものは制御できない等々、データ収集の重要性を指摘する名言はたくさんあります。しかし、わかっちゃいるけどうまくいかないんだよねえ、という組織が多いのも事実です。
「アジャイルイントロダクション」のご紹介
最近読んだアジャイル関係の書籍で、一番面白かった本を紹介します。「アジャイルイントロダクション Agile開発の光と影(Bertrand Meyer著 石川冬樹監修)」です。